親知らずをはじめとしたさまざまな口腔外科治療は、患者さまのご負担をできるだけ軽くできるように配慮して行っています。「この症状は大学病院でなければダメかも・・・」とお悩みの方は、まずは一度当院にご相談ください。
親知らずの治療は、大学病院などの大きい医療機関に紹介されるケースが多いものです。しかし、遠方の大学病院に紹介された場合など、患者さまにとっては負担が大きくなってしまいます。
そこで当院では、通いやすい、かかりつけの歯科医院で親知らずの治療をご提供できればと考え、親知らず治療のほとんどを院内で行っています。
月2回、新潟大学歯学部・組織再建口腔外科分野から招いて診療を行っています(※)。親知らずが神経や血管に近いため難しい抜歯になると予測される場合や、「数本まとめて抜いてほしい」といったご希望がある場合には、連携する病院へのご紹介もできます。お気軽にご相談ください。
(※)月により、診察日が変更になる場合があります。
当院での親知らず治療は口腔外科のスペシャリストが担当するため、ほとんどの場合、30分ほどの短い時間で治療が済みます。切開も小さくて済むことが多く、治療後も腫れにくいように配慮しています。また、患者さまのご負担ができるだけ少なくなるようにと考え、親知らずの治療でも麻酔に工夫を取り入れています。
親知らずのせいでツライ思いをしている患者さまをお一人でも多く助けたい。より安全な治療をご提供したい。そう考えて治療に取り組んでいますので、安心してお任せください。
より専門的な親知らずの抜歯や、歯の移植などといった小手術についても、当院は院内にて対応しています。
大学病院との連携により、お口の中の炎症や腫瘍、お顔の外傷(骨折・裂傷など)の治療、歯の移植など、難しい症例への対応も可能。わざわざ大学病院に行かなくても、口腔がんの検査や病理検査も受けられます。
お口の中のできものを取る際には、炭酸ガスレーザーを使用して止血しながら切除することもできますので、お身体への負担も少なく済みます。
※第1・第3の月曜日に「新潟大学口腔外科医」による診療を行っています。診療日が変更になる月もございますので、あらかじめご了承ください。
顎関節症に悩んでいる患者さまには、まずは顎関節の体操(開口訓練)を行います。顎関節周りの筋肉の緊張をほぐすため、顎関節のストレッチ体操を指導し、症状の改善を図っています。
さらに状況に応じ、顎関節への負担を軽減するためにマウスピースを装着する「スプリント療法」もご提案しています。
顎関節症に悩んでいる患者さまのお力になりたいと考え、17年以上(※)の治療経験をもつ歯科医師が真剣に治療に取り組んでいます。症状に合わせ、適切な治療をご提供してまいりますので、まずはご相談ください。
(※)2018年現在
検査器具やレントゲン、CTで、歯やあごの骨の状態を調べます。
歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
親知らずを抜きます。抜歯の必要がない場合は、適切な処置を行います。
親知らずを抜いた部分を消毒します
傷口を縫合した糸を抜きます。